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  • 2018.06.23 Saturday
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関西はこの一週間、地震でてんやわんやだったのですが、その前日、フィンランド語を一緒に学んでいる友達と一緒に映画「オンネリとアンネリのおうち」を見てきた。可愛くて素敵なものしか出てこないおとぎ話かと思いきや、アンネリの両親は離婚していてちゃんとした現実感が冒頭にしっかり織り込まれている。(あと、通貨もちゃんとユーロだった気がする)

 

可愛い、羨ましい、素敵、楽しそう、なオンネリとアンネリのふたり暮らし。不思議なお隣さんとちょっと怖いお隣さん。もう、「可愛い、羨ましい、素敵、楽しそう」しか言葉がない。そして、フィンランド語を学び始めて3ヶ月目のへっぽこ初心者でも、聞き取れるフィンランド語がいくつもあった!終わったあと、そこにまず興奮した!なので、後日ソフト化するときは、絶対フィンランド語の字幕を付けてほしい!

 

あとふたつ気になってることがあって、事件の犯人探しを始めたとき、出てくる写真の中にRobin居なかった?というのと、警官役のJaakko Saariluomaって、MTVの音楽クイズ番組でSanta CruzのArchieとペア組んでたひとだよね?っていう……。絶対そう。見たことある!

 

6月1日、4日、5日と、フィンランドのスーパーロケンロバンドThe Local Bandを観に行ってきた。今回の来日、当初の予定では盆と正月がいっぺんに来た!くらいの一大イベントの筈だったのだけど、共演予定だったSanta Cruzのキャンセルでラインナップがかわり、コンセプトもターゲットもよく分からないものになってしまった。……という話はさておき。

 

フィンランド語を学び始める前から知っていた豆知識のひとつに「数字がひたすら長い」というのがあった。それと同時に知ることになる豆知識が「だからネイティブは数字を略す」だ。今回、The Local Bandのサポートアクトとして再来日したStam1naのライブで、それを生で聞くことになった。

 

あれは確か、最終日5日。Stam1naのボーカルがカウントを取った時。彼はたしかに言った。「う!か!こ!」わー!これだー!というわけで、地味に興奮した、という話でした。写真は大坂IMPホールでのライブから。

 

 

ストックホルムに住んでいる友達が一時帰国している。そもそもわたしが北欧に行こうと思ったのは、ひとえに彼女に会いたかったからだ。滞在期間の比率は7:3くらいでスウェーデン/フィンランドに2度行ったけれど、まだまだ楽しみ足りない。なのに、ライブ目当てでフィンランドに行くようになると、日程も弾丸になりスウェーデンからも足が遠のき……昨年は彼女の日本帰国中にも会えなかった。


そんなわけで昨日、約2年ぶりに友人に再会したんだけど、当然のように「フィンランド語どう?」と訊かれた。わたしの答えはもちろん「難しいけど楽しいよ」だ。彼女はスウェーデン語を話す。スウェーデンとフィンランドはお隣で、フィンランドの公用語のひとつはスウェーデン語だけれど、2つの言葉が属するのは別のグループ。単数とか複数とかじゃなく、動詞も名詞も語尾が変化して行くのだと言うと、友人は顔をしかめて「マジで?」と驚いていた。そして、どうしても舌が巻き舌にならないと言ったら、「そこはヤンキーの気分で!」と励まされた。


今年は多分ヨーロッパ方面には行かないと思うので、来年行けたら久しぶりにストックホルムに行きたい。その時にはもちろんフィンランドにも行って、ちょこっとフィンランド語を話してみたい。


写真はお土産にもらったKnäckebröd。何年も探して、ついに見つけた!と友人が買ってきてくれたもの。数年ぶりにようやく食べられる!

フィンランド語の先輩たちから、とにかく単語のグループを見極めて語尾を変化させていくのよ! 大変だけど覚えるしかないのよ! と言われていたところに足を踏み入れた第2章。英語で言うところのbe動詞ことolla-verbiは第1章でやったけど、いちばん最初に登場した動詞の変化は、辞書形(正しくは不定詞というの?)のときに最後の音がaまたはäで終わるグループの変化。

 

●1.辞書形:-a/äのグループ

それを行うのが誰かによって、ルールに沿って語尾を変化させていく。変化はolla-verbiの語尾とほぼ同じ。

 

変化のさせ方:

 PUHUA(話す)→最後のAを取る→人称語尾を付ける。

 

 Minä(わたし) olen → Aの代わりにn → puhun

 Sinä(あなた) olet → Aの代わりにt → puhut

 Hän(彼女/彼) on → Aの代わりに母音を重ねる(特例) → puhuu

 Me (わたし達)olemme → Aの代わりにmme → puhumme

 Te (あなた達)olette → Aの代わりにtte → puhutte

 He (彼女/彼ら)ovat → Aの代わりにvat → puhuvat

 

わーあ。これをコツコツ覚えていくのだ。変化するのは動詞だけじゃない。名詞の一部は(ssa/ssäとか)は第1章でも学んだ。と、とりあえず覚える。覚えるしかない。

 

他には国の名前が国籍とか言語に変化するのも学んだ。これは別エントリーにする。はー頑張ろう。

先週の授業でようやく第一章Kappale1が終わった。反射的に人称代名詞とOlla-verbiが繋がらない。練習問題に何回も出てきた成句がすらすら出てこない。数字は聞き取れて書きとれるけど日本語にすると、えっと……ってなるなどなど、ひと月半かけて学んだことが、ちゃんと体に染みついていないのは切ないけど、楽しく学べてはいると思う。引っ越すとか、仕事で必要とかいうようなひっ迫感が無いから、こんなものなのかなあ。

 

次回からは第二章Kappale2。予習でスキットを読んでみると、あ、これは主語を代名詞にするとheだから単語の語尾にvatがついてるんだな、みたいなことには気づけるようになってて嬉しい。出来てないと言いつつ、知識としてはちゃんと残ってる気がする。あとはひたすら繰り返し繰り返し繰り返し、成句を覚えよう。書くなり読むなり、その両方で。


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